肌トラブルと化粧品アレルギーについて

アレルギー

パッチテストについて

パッチテストとは…

背中

パッチテストとはかぶれの原因物質を調べるための方法の1つです。
そのうち、皮膚科でよく行われているのは、「クローズドパッチテスト」といわれる方法です。
まず、かぶれの原因として疑わしい物質を塗布した絆創膏を2日間、背中の平らな部分に貼ります。
この間、体をふく程度ならよいのですが、入浴することはできません。
絆創膏をはがしたあと、2日後、3日後、一週間後にわたって、その反応を調査。
アレルゲンがあればすぐに反応が出ると思いがちですが、アレルギーを起こす抗原抗体反応が体内で成立するためには数日を要する場合もあります。
そのため、期間を置いて3回にわたって反応を調べていくわけです。

使用テストの方法

腕の内側

アレルゲンに的確に反応するのは皮膚のやわらかい腕の内側です。
この部分に、清潔な手で化粧品(100円玉大)をイラストのように3カ所に塗布してください。
※洗顔料、石けん、シャンプーなどは水で泡立てたものを塗布し、1〜2分後に洗い流します。
この間、入浴はOK。ただし化粧品を塗布している腕の内側は洗浄剤などで強くこすらないように。4日間ほど様子をみて問題なかったら、顔に使用します。

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