トレンドメイクや美肌のためのおいしいレシピなど
敏感肌の“今”知りたい疑問に
コンシェルジュが回答!
1.洗顔・保湿をきちんとする
基本的なことですが、肌が敏感なときほど洗顔・保湿をきちんとすることが大切。バリア機能が低下しているので、洗顔を控えめにしたり、化粧水などをつけないほうがいいのかも…と思う方も多いと思いますが、むしろ逆。低刺激のものを使い、そして通常よりもたっぷり化粧水をつけて保湿することを心がけてください。
肌が敏感なときはファンデーションをあまり厚塗りしなければ、クレンジングと洗顔の負担も軽減。優しく洗う程度にとどめることができます。
保湿もクレンジングも、敏感肌用のものを使うことがおすすめです。
2.発酵食品で腸内環境を改善
腸内環境も敏感肌の改善と深いつながりがあります。
善玉菌を増やして腸内環境を整える発酵食品やヨーグルトなどのプロバイオティクス(ヒトの体内に自然に存在する微生物と同じ、または類似の生きた微生物のこと)を多く含む食品を努めて摂るようにしてください。また、それらのエサになる水溶性食物繊維やオリゴ糖を多く含む野菜もおすすめです。
添加物・保存料の入っている食品はなるべく避けましょう。
3.睡眠時間を確保する
睡眠不足も肌ダメージを長引かせる可能性があります。
理想的な睡眠時間は7時間。7時間睡眠がもっとも寿命を延ばすという報告もあるので、これくらいの睡眠時間を確保することを心がけましょう。
いずれも基本的なことばかりですが、肌が敏感なときほど重要なポイント。肌が敏感に感じるときは、まず自分の肌や生活習慣を見直してじっくり取り組むことが何よりも大切です。
皮膚科医
ワイズサイエンスクリニック広尾
統括院長 医学博士
大阪大学医学部大学院医学系研究科卒業・博士課程修了。現、大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。
同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長を経て、平成28年に当院 統括院長に就任し現在に至る。専門分野は欧米のアンチエイジング医学に加え、中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法など多岐にわたる。
その真摯なカウンセリングと診療で、多くの患者から信頼されると共に、研究分野においても国際的に活躍している。