トレンドメイクや美肌のためのおいしいレシピなど
敏感肌の“今”知りたい疑問に
コンシェルジュが回答!
慌てずに、いつもの基本ケアをするのが
一番。ただしUVケアはしっかりと!
うっかりメイクをしたまま寝てしまった翌朝は、普段通りのケアをするのが実はおすすめなのです。
メイクをしたまま一晩過ごしたことで肌のバリア機能が低下しているため、強い洗浄力のクレンジングを使用したり、ゴシゴシ強めに洗顔をしてしまうとかえってダメージにつながりやすくなります。
そして、肌が弱っているときは日やけ止めが刺激になりそうで塗らないほうがいいかも?と思ってしまうかもしれませんがこれは逆。
メイクを落とさずに長時間過ごした翌日の肌には、皮脂が残っていたり、過剰に分泌されている可能性が。そこに紫外線が当たることで皮脂が酸化して、肌の老化リスクが高まります。肌の老化原因の8割が、紫外線に起因するということを忘れないでください。バリア機能が低下し、紫外線ダメージを受けやすくなってしまっている時こそ、UVケアをしっかりすることでダメージを最小限に抑えられます。
メイクをしたまま寝てしまった翌日は、休日でおうちにいるということも多そうですが、おうちの中にも紫外線は降り注いでいます。ノーメイクで自宅で過ごすだけだから…などと思わず、クレンジング・洗顔・スキンケア、そしてUVケアまで必ずするようにしましょう。
皮膚科医
ワイズサイエンスクリニック広尾
統括院長 医学博士
大阪大学医学部大学院医学系研究科卒業・博士課程修了。現、大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。
同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長を経て、平成28年に当院 統括院長に就任し現在に至る。専門分野は欧米のアンチエイジング医学に加え、中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法など多岐にわたる。
その真摯なカウンセリングと診療で、多くの患者から信頼されると共に、研究分野においても国際的に活躍している。