トレンドメイクや美肌のためのおいしいレシピなど
敏感肌の“今”知りたい疑問に
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睡眠の「質」を上げるため、朝食に工夫を
7時間睡眠がもっとも寿命を延ばすことが示唆される研究などもあり、一般的に7時間程度眠るのが理想と言われています。
できればしっかりと睡眠時間を確保してほしいですが、7時間取るのが難しい方は、睡眠の質をあげるために朝食でたんぱく質(肉・魚・大豆など)を摂るのがおすすめ。朝食に良質なタンパク質を摂ると、15時間後の夜眠る時間帯に身体をリラックスさせるホルモンのセロトニンが分泌され、副交感神経(リラックスできる神経)が優位になり、より深い眠りを得ることができると言われています。
また、質のよい睡眠のため、睡眠時にアロマなどで香りを楽しむのもおすすめ。香りは鼻から入り、脳にダイレクトに伝わることで心身のリラックス状態を作るといわれています。オレンジやネロリなどのシトラス系の香りやプチグレン、ラベンダーの香りなどがおすすめです。
室内の湿度は60~65%に設定するのが理想的です。加湿器がない方はコップ1杯のお水をベッドサイドに置くのでもよいでしょう。
眠る前のストレッチも美肌づくりに役立ちます。呼吸を整えながらゆっくり行うスローエクササイズがおすすめです。簡易的なものとしては、ベッドに入った後、全身に「ぎゅっ」と力を入れて(このとき、拳を握りながら全身の筋肉に力を入れます)目を閉じて10秒キープ、そのあと、全身を脱力して腹式呼吸をしながら「ゆる~っ」とリラックス、この動きを3回繰り返すだけでもリラックスした状態を得ることができます。
皮膚科医
ワイズサイエンスクリニック広尾
統括院長 医学博士
大阪大学医学部大学院医学系研究科卒業・博士課程修了。現、大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。
同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長を経て、平成28年に当院 統括院長に就任し現在に至る。専門分野は欧米のアンチエイジング医学に加え、中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法など多岐にわたる。
その真摯なカウンセリングと診療で、多くの患者から信頼されると共に、研究分野においても国際的に活躍している。