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米粉を上手に活用してみて!
卵・小麦・乳アレルギーをお持ちの方は、料理の幅が制限されてしまいがちです。しかし、米粉を上手に活用すればメニューの幅が広がります。食感を調整するのに役立つお豆腐と組み合わせれば、良質なたんぱく質も摂れて良いことづくし。
卵・小麦・乳製品不使用のレシピ。
プロバイオティクス(発酵食品)のキムチを使ったレシピ。豆腐は、良質なたんぱく質を補給できるだけでなく、プレバイオティクス(食物繊維・オリゴ糖)でもある一石二鳥の美肌食材。
【材料(1人前)】
・にら 1/4束
・人参 1/4本
・キムチ 50g
・絹豆腐 1/2丁
・米粉 大さじ4(50g)
・片栗粉 大さじ2(20g)
・鶏ガラスープ 小さじ1
・ごま油 大さじ1
―つけだれ―
・しょうゆ(小麦フリーのもの) 大さじ1
・お酢 大さじ1
・みりん 小さじ1
・ごま油orラー油 少々
【作り方】
1 にらは5cm幅にカット、人参は細切りにする。つけだれは、混ぜ合わせておく。
2 ボウルにごま油以外の材料を全て入れ、豆腐を潰しながら、全体が均一なるまで混ぜ合わせる。
3 フライパンを中火にかけて、ごま油を加えて熱し、生地を流し入れる。ヘラで薄く伸ばし、焼き色がついたら、ひっくり返して蓋をして、数分同様に焼く。
4 蓋を取り1~2分、両面にカリッと焼き目がついたら出来上がり!
POINT!
- ・お好みでごまや糸唐辛子をかけて食べても美味しいです。
- ・チーズや納豆を加えるのもおすすめ◎
- ・卵などのつなぎがなく、柔らかい生地のため、ひっくり返す際に失敗しないようなコツがいります。
- (※下記参照)
- ・もっちりと柔らかい食感のため、仕上がりによっては、キレイに切り分けるのが難しいこともあります。
※「米粉」でも失敗しないコツは?
「米粉」は難しそう…?そんなことはありません。小麦粉のようにグルテンが形成されないので、混ぜすぎて粘りが出すぎてしまう心配もなし。ただし、商品によって粒度、加工方法などの特徴が異なるので、よくパッケージをみて、用途にあったタイプのものを選んでください。つなぎとなる卵を入れない場合は、フライパンに大きなお皿を被せて逆さまにし、お皿に一度あげてから再度フライパンに逆の面が下になるように戻して焼くときれいに裏返せます。
【参考文献】
1. 文部科学省|日本食品標準成分表2015年版(七訂)
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
(全て2019年9月9日閲覧)
大手食品メーカー開発職、ベンチャー企業での勤務を経て、管理栄養士として独立。多数の資格を保有し、食と健康に関するプロとしてビジネスコンサルティングや、各種セミナー講師、レシピ開発、メディア出演、コラム執筆などを務める。
豆腐をはじめとする大豆製品や発酵食品に関する知識にも長け、豆腐マイスター協会認定座学講師、おから再活プロデューサー、インナービューティーダイエット協会非常勤講師としても活動している。東京大学大学院にて医学博士取得に向けて栄養疫学研究にも従事。